冬場の鍛錬場となった栃木温泉・小山旅館

d0251172_19161493.jpg 熊本市内には温水プールもまだ無かった時代、冬場の基礎体力、基礎泳力を養う場となったのが阿蘇長陽村の栃木温泉・小山旅館である。南阿蘇の白川渓谷に開かれた栃木温泉は、対岸に国の天然記念物「北向山原始林」を望む大自然に囲まれたひなびた温泉で、源泉が発見されたのは1600年代の半ばというから相当古い。その豊富な湯量により古くから湯治場として栄えた。
 その栃木温泉の中でも老舗の小山旅館には25mの温泉プールがあった。ここが濟々黌水球部の冬場の格好の鍛錬場となったのである。ここで培った基礎体力が夏場の厳しい練習に耐えるベースとなったことは間違いない。
 しかし、その栃木温泉も立野ダム建設計画により埋没するとの話が持ち上がり、各旅館も上の方へ移動した。またこれに伴い「鮎返りの滝」へ降りる道も閉鎖され、プールも使えなくなってしまった。小山旅館は現在、休業中である。(柴田範房)


小山旅館の玄関前で昭和38年のメンバー。
左から藤本(勇)、平田、西本、藤本(重)、野中、徳永、下村、村上、柴田、田中(筑紫ヶ丘)、福永、深迫


滝壺の前で下村と私(昭和40年)

[PR]
by swpc | 2011-10-13 19:49 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://swpc.exblog.jp/tb/14750441
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。

ヘッダー写真:昭和36年、インターハイで二連覇し凱旋した熊本駅ホームで歓迎を受ける済々黌チーム


by swpc

プロフィールを見る
画像一覧

Note

濟々黌水球部の歴史は戦後復興の始まりとともにスタートしました。以来今日まで65年、苦難と栄光の歴史をあらためて振り返り、未来への道標とすべく、このブログを開設いたしました。必ずしも時系列ではありませんが、少しずつエピソードをご紹介していきたいと思っています。また、OBその他関係者の皆様から「想い出話」の投稿をお待ちしています。また、お手持ちの写真がありましたら、ぜひご貸与ください。
平成23年8月
    柴田範房(昭和39年卒)
連絡先:
ugg99537@nifty.com

以前の記事

最新のコメント

最新のトラックバック

検索

外部リンク

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧