第28回国体(千葉・若潮国体)の記録

 村山憲三さんから送っていただいたDVDの中に収められた映像の中に、まだご紹介できていないものがいくつかある。その中から今回は昭和48年(1973)の千葉国体の映像をご紹介したい。
 この大会の概要については平田忠彦先生の「日本高等学校水球三十年史」から引用したい。

 「若潮国体」と銘うった第28回国体夏季水泳は9月9日から12日まで県都千葉市の総合運動場プール(競泳)と同じく千葉市の高洲市民プール(水球)とで行われた。競泳会場となった総合運動場は市の東端5キロの地点にあり、43万平米という広大な敷地の中に野球・陸上・サッカー・庭球・プールなどの競技施設の他に、最新の設備を誇る大体育館や合宿所なども完備し、充実した運動公園であった。
 一方高洲プールも稲毛海岸の埋立地の一角、今海洋公民館として皆に親しまれている元巡視船「こじま」のすぐ側にあり、やがてはマンモス遊園地・海洋公園の中心となる予定のプールだそうで立派なものであった。千葉は東京に近く、所謂首都圏国体と呼ばれ、市民の関心が薄いといわれていたが、結構観客も多く、まあまあの国体であった。
 水球競技は、群馬・鹿児島・岡山・千葉の四県が決勝リーグに進出、優勝を争ったが、地元千葉がやや、ぬきんでている他は、すべて同じ程度の実力のチームで、甲乙つけがたかったが、結果は千葉が3戦全勝で優勝、他は得点失点の率によって順位が決まった。2位鹿児島、3位群馬、4位岡山であった。

 平田先生のこの文には熊本については触れていないが、残念ながら予選トーナメント1回戦で広島に5-6で敗退している。映像には1回戦の熊本対広島の模様や、応援に駆けつけた諸先輩、そして皇太子殿下(現天皇陛下)ご夫妻のご臨席の様子が写っている。

 この大会は全員済々黌のチームでメンバーは次のとおり。
 【監督】吉邑紀義
 【選手】芹川慎介(2)、宮崎祐吉(2)、本島尚(3)、下田龍生(1)、下田昌二(3)、本永健次(2)、植野清也(2)、興侶克己(1)、千馬伸男(1) 

(柴田範房)
    


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by swpc | 2013-09-24 09:01 | Trackback | Comments(0)
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濟々黌水球部の歴史は戦後復興の始まりとともにスタートしました。以来今日まで65年、苦難と栄光の歴史をあらためて振り返り、未来への道標とすべく、このブログを開設いたしました。必ずしも時系列ではありませんが、少しずつエピソードをご紹介していきたいと思っています。また、OBその他関係者の皆様から「想い出話」の投稿をお待ちしています。また、お手持ちの写真がありましたら、ぜひご貸与ください。
平成23年8月
    柴田範房(昭和39年卒)
連絡先:
ugg99537@nifty.com

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