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水泳の聖地は今・・・

 昭和35年、熊本国体において宿敵鴨沂高校との熱戦が繰り広げられ、その後も大会前の強化合宿などに使用していた「熊本県営城内プール」は現在、「桜の馬場城彩苑」という観光施設に姿を変え、かつての面影はどこにも残っていない。この通称「城内プール」は昭和35年(1960)の熊本国体にあわせて造られ、以後40年余り、市民の夏の遊園地でもあったが、競泳や水球の公認プールとして数々の大会に使用されてきた。熊本の水泳関係者にとってはいわば「水泳の聖地」だったところだ。「桜の馬場城彩苑」の繁栄ぶりを見るにつけ、一抹の寂しさを感じるのは私だけだろうか。
(柴田範房)



昭和35年の熊本国体における鴨沂高との水球決勝。主将島田のシュート。


かつて城内プールがあった桜の馬場に今年3月にオープンした「桜の馬場城彩苑」の全景


50m公認プールがあった辺りには「湧々座」という熊本の歴史文化展示施設が建っている。
by swpc | 2011-10-11 13:51

ヘッダー写真:昭和36年、インターハイで二連覇し凱旋した熊本駅ホームで歓迎を受ける済々黌チーム


by swpc

Note

濟々黌水球部の歴史は戦後復興の始まりとともにスタートしました。以来今日まで65年、苦難と栄光の歴史をあらためて振り返り、未来への道標とすべく、このブログを開設いたしました。必ずしも時系列ではありませんが、少しずつエピソードをご紹介していきたいと思っています。また、OBその他関係者の皆様から「想い出話」の投稿をお待ちしています。また、お手持ちの写真がありましたら、ぜひご貸与ください。
平成23年8月
    柴田範房(昭和39年卒)
連絡先:
ugg99537@nifty.com

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