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ラウンドパス

 今回は軽い話題を一つ。インターハイや国体などの大会では試合前に公式練習という時間がある。だいたいやることと言えば、まず試合プールを横に何往復か泳いでウォーミングアップをして、コーチの笛の合図でフロントクロールのダッシュを何本か。その後、対面パスやラウンドパスをやって最後にドリブルシュートの練習といった感じだった。僕が入学した1961年は済々黌の全盛時代だったから、済々黌やライバルの鴨沂高の試合前の練習は、他校の選手たちから注目されていた。練習をしている済々黌や鴨沂高の選手たちも十分それを意識しながらやっていて、特にラウンドパスでは徐々にパスのスピードと高さを上げて行き、最後には、これ見よがしに水面からバイクがのぞくぐらい飛び上がるパスを回したりしたものだ。今思えばそんなところでエネルギーを消耗してどうするの、と言いたいところだが、それが若さというものなのだろう。下の写真は1961年のチームのラウンドパス。
(柴田)

ラウンドパス_d0251172_1520064.jpg


▼下の映像は1950年代後半から1960年代前半、ゴールデンチームと呼ばれたハンガリー代表の練習風景(イェニー、マルコビッチ、ジャルマティらの顔が見える)


by swpc | 2013-06-17 15:52

ヘッダー写真:昭和36年、インターハイで二連覇し凱旋した熊本駅ホームで歓迎を受ける済々黌チーム


by swpc

Note

濟々黌水球部の歴史は戦後復興の始まりとともにスタートしました。以来今日まで65年、苦難と栄光の歴史をあらためて振り返り、未来への道標とすべく、このブログを開設いたしました。必ずしも時系列ではありませんが、少しずつエピソードをご紹介していきたいと思っています。また、OBその他関係者の皆様から「想い出話」の投稿をお待ちしています。また、お手持ちの写真がありましたら、ぜひご貸与ください。
平成23年8月
    柴田範房(昭和39年卒)
連絡先:
ugg99537@nifty.com

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