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水泳部員名簿(その1)

 もう4ヶ月ほど前になるが、後輩の神谷洋君(S45年卒)が同級の藤木俊清君とともにわが家を訪ねてくれて、母黌水泳部の古い名簿があるので、このブログで紹介してほしいという依頼があった。現物は片桐英夫君(S58年卒)が保管しているとのことだったので、先日、寺原自動車学校へ高齢者講習を受けに行ったついでに片桐君から預かってきた。
 昭和14年度から平成7年度までに在籍した部員自筆の部員名簿である。主将などの肩書や進路なども書き添えてある。書き込んでもらうタイミングを失したのか、空白の年度や個人もあるが、年度順に紹介していきたい。
 今回は昭和14年度。済々黌の最初のプールが竣工したのは昭和7年9月のことなので、それから昭和14年まで、水泳部が存在したのかどうかの記録は見い出せていない。
 この年は「第二次世界大戦」や「ノモンハン事件」が勃発した年だが、その2年前には既に、当時「支那事変」と呼んだ日中戦争が始まっており、戦時色の強い年だった。翌15年には東京オリンピックが予定されており、それに向けた準備が進められていた(後に開催返上)。横綱双葉山が安芸ノ海に敗れて70連勝がならなかったのもこの年の出来事である。
 ちなみに水球部が発足するのは戦後、昭和21年のことである。


黄壁城(明治39年~昭和35年)


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by swpc | 2015-12-02 14:19

ヘッダー写真:昭和36年、インターハイで二連覇し凱旋した熊本駅ホームで歓迎を受ける済々黌チーム


by swpc

Note

濟々黌水球部の歴史は戦後復興の始まりとともにスタートしました。以来今日まで65年、苦難と栄光の歴史をあらためて振り返り、未来への道標とすべく、このブログを開設いたしました。必ずしも時系列ではありませんが、少しずつエピソードをご紹介していきたいと思っています。また、OBその他関係者の皆様から「想い出話」の投稿をお待ちしています。また、お手持ちの写真がありましたら、ぜひご貸与ください。
平成23年8月
    柴田範房(昭和39年卒)
連絡先:
ugg99537@nifty.com

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